おととし、大阪府富田林市にある会社に侵入し防犯用のカードリーダーを燃やして壊したとして、会社員の男（35）が逮捕されました。男は「酒を飲むと無性に火をつけたくなる」と供述しているということです。
建造物侵入と器物損壊の疑いで逮捕されたのは、会社員の北川峻生（たかお）容疑者（35）で、おととし11月、富田林市にある会社に侵入しライターで防犯用のカードリーダーに火をつけ壊した疑いが持たれています。
2023年12月16日、富田林市では集合住宅に停めてあった自転車やバイク16台が燃える不審火が発生。警察の捜査でこの集合住宅に住む北川容疑者が関与した疑いが浮上したほか、おととし11月に起きた今回の事件の際に防犯カメラに映っていた男にもよく似ていることがわかりました。
おととしの事件当日も、2023年12月の不審火が起きた日も、北川容疑者は酒を飲んでいたということで、警察の調べに対し「酒を飲み一人でいると無性に火をつけたくなる」などと供述しているということです。
北川容疑者は12月の不審火への関与をほのめかしているほか、近くでは野菜の無人販売所が燃える不審火も起きていて、警察が関連を調べています。
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