「飲めない」と思ってたものが「飲めるようになった」と言われると、ついつい飲んでみたくなっちゃう。それが人間の性というもの。ここ数年、巷では「飲むパンケーキ」や「飲む生姜」など、「飲む〇〇」な商品が続々と登場していますよね。
そんな流行りに乗っかって、今回ご紹介したいのがグリコ公式レシピ「プッチンプリンホットドリンク」。
つまりは、「飲むプッチンプリン」なのですが、プリンづくりの工程思い出してニヤっとしちゃいません?
せっかく固めたプリンを再び液体化するなんてて、いったい何のメリットがあんねんっ! とかツッコミをいれつつ、試しにつくってみたら、これがとんでもない至福ドリンクだったのです……!
【固めたプリンを再び液体化!?】
材料はとってもシンプル。カップ1杯分に必要なのは、プッチンプリン2個と牛乳のみ。
まずは耐熱カップにプッチンプリンをプッチン。そこへ、牛乳を注ぎます。
電子レンジ600Wで様子をみながら2分半温めましょう。
取り出して軽く混ぜたら、プッチンプリンが飲み物にへーんしん☆
【プッチンプリンはなぜ液状化できるんだ】
おうちで自家製プリンをつくる場合、卵と牛乳と砂糖を混ぜ合わせたものを加熱して固めるので、1度固めたら加熱して液体に戻ることはないはず。
しかし、プッチンプリンは自家製プリンよりも材料がいろいろ入っているので、牛乳を加えてこのように加熱すると再び液体化できるみたいです。液体に戻れる秘密は寒天かな?
【身も心も温まる至福ドリンクでした】
ひと口飲んでみると、飲める粘度にいい感じ調節された温かいカスタードの味。プッチンプリンの甘さはそのままに、飲み口がとろんとしています。身も心もホッカホッカになっちゃうんですけど。
「飲むプッチンプリン」、もとい「プッチンプリンホットドリンク」はココアレベルで普及するべきほっこり至福ドリンクだったのです。
【もう一度プリンに戻ろうとしておる】
個人的に大絶賛なお味だったので、息子が保育園から帰ってきたら味見させてあげようとそのままおいておいたら、なんと飲むプッチンプリン氏、粗熱が取れて再びプリンとして固まろうとしていることが判明。
試しに冷蔵庫でさらに冷やし固めてみると、飲むプッチンプリンは生プリンのようなとろんとろんなとろける系に進化したのでした。
これがまたとっても旨い。どうやらプッチンプリンの禁断の錬金術に足を踏み入れてしまったようです……。
参考リンク:グリコ
撮影・執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch
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