空腹時にコーヒーはダメ？栄養士に訊いてみた。 - GQ JAPAN

胃が空っぽの空腹時にコーヒーを飲むのはよくない。モーニングコーヒー好きなら、1度は言われたことがあるだろう。

個人の体質によって異なる部分もあるのだろうが、それでも覚えておくべき重要なことがいくつかある。インドのセレブたちも信頼する栄養士であるプージャ・マキージャに、空腹時にコーヒーを飲むと体にどのような影響があるのか訊いた。

1：消化不良の原因になる

コーヒーは胃酸の分泌を促進させるため、特に空腹時には、胸焼け、消化不良、胃のムカつきを引き起こす可能性がある。研究によれば、コーヒーを飲む前、またはコーヒーと一緒に食べ物を摂取することで、胃酸の分泌を和らげることができるという。

「胃を刺激するものよりも、栄養のあるものを摂取して1日を始める方がいいでしょう。コーヒーにはカフェインが含まれており、これが目を覚ましてくれますが、消化、神経、心肺機能など体のすべてにも刺激として影響を与えます。ゆえに、胃が空っぽの時にコーヒーを飲むと、消化不良や潰瘍の原因となるリスクがあるのです」

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2：カフェインの悪影響が出やすくなる

空腹時にカフェインを急激に吸収した場合、不安や緊張、震えなどを助長してしまう可能性がある。

3：血糖値の変化を引き起こすことも

無糖であっても、カフェインが一時的な血糖値の上昇とその後の下落を引き起こすことがある。

アドバイス：コーヒーの前に何か食べよう

マキージャは、朝のコーヒーの前に何か食べるか、飲みながら何か食べる方が好ましいとアドバイスしている。

「栄養のあるものを、まずお腹にいれましょう。プロテインやビタミンC、抗酸化物質が豊富なものがいいでしょう。マイナスではなくプラスの状態で1日を始めることができます。それらの栄養素を摂取してから、朝の1杯のコーヒーを飲む。モーニングコーヒーがダメというわけではありません。何かお腹にいれてからの方がいいという話です」

From: GQ India
By Pallavi Mehra
Adapted by Soko