最近すっかりおなじみとなったドン・キホーテの「情熱価格」。
ありきたりなプライベートブランドの範疇(はんちゅう)にとどまらず ひとクセ ふたクセある商品を出し続け、ドンキの勝負師っぷりを見せてくれる注目のシリーズである。
そんな情熱価格の紅茶のラインナップに「ソフトクリーム紅茶」と「バタービスケット紅茶」というトンデモない商品があるのをご存じだろうか?
・飲むソフトクリーム&バタービスケット!?
情熱価格といえば、商品のパッケージに「これでもか!」と書かれた長くてアツい宣伝文句が特徴のひとつ。
ソフトクリーム紅茶とバタービスケット紅茶も例にもれず、こんな感じのデザインで棚に並べられていた。
ソフトクリーム紅茶には「デザートは別腹なんて言い訳はご無用、これはもはや飲むスイーツ!?」、そしてバタービスケット紅茶には「紅茶といえば最強のお供ビスケット、この1杯飲むだけで3時のおやつ」なんてパワーワードが羅列(られつ)されている。
どちらもティーテイスターが厳選したスリランカ産の高級茶葉が使用されているということだが、ティーパック20個入りで価格は税抜599円。
1杯当たり30円前後なので、良心的な価格と考えてよいだろう(店舗によって価格が変動する可能性があります)。
・無糖なのに甘~い紅茶
まずは、ちょっと奇抜なソフトクリーム紅茶から飲んでみよう。
紅茶は可愛いクマちゃんの小袋にわけられていて、いつもの暑苦しい情熱価格のパッケージ(失礼かもしれないが、実際にいつもコッテリしているのだ)からはかけ離れた雰囲気。
ティーパックの中には、茶葉と一緒になにやら白い粒が入っている。
何かと思えば、どうやらコレは甘味料らしい。本商品はノンシュガーだが、代わりにアスパルテームなどの甘味料が使われている。
そしてついでに言うと乳製品は使われておらず、香料のみでソフトクリームを表現しているらしい。ほんまに大丈夫かいな。
マグカップにお湯を注ぎ、お茶を抽出していく……と、なんだか甘い香りが漂ってきた。
ソフトクリームっていうよりも、ほのかなバニラって感じだろうか?
出来上がったものを飲んでみると、思わずブワッと息を吐いてしまった。
なんでかって……美味しいんだけど、すっっっごく甘いんだもの!
作り方の説明を見ると むしろお湯は多かったぐらいなのだが、なんていったって甘味料の威力がヤバい。
ペットボトル飲料のジュースだったらなんとも思わなかったかもしれないが、こちとらマグカップに湯を入れただけ。心の準備ができていない。
普段はジュースや加糖飲料をほとんど飲まない筆者にとっては、お湯の量はステンレスボトル1杯分、つまり500ml前後が丁度よく感じたかな。
肝心のソフトクリーム感はといえば、ミルクも入っていないしさすがに完全再現とまではいかないような気がする。
バニラフレーバーティーって呼ぶぐらいが丁度いい気がするので「ドンキの奴、話を盛ったな!」なんて思いつつも、ソフトクリームと言うことで筆者も含む多くの人が注目しているのだから、うまい戦略だと感じてしまった。
続いてはバタービスケット紅茶を飲んでみよう。
ソフトクリームの流れから濃いことは承知しつつ、条件をそろえるためにマグカップ1杯分のお湯で抽出をさせてもらった。
ひと口飲むと、バターの香りがフワッと鼻に届く。ブラインドで聞かれると何味かうまく答えられない気がするが、紅茶でできる限界値ぐらいまではバタービスケットに近づいているように感じる。
ソフトクリームにも共通していることだが、紅茶の深みや香りは感じられるのに 不快な渋みはまったくない。お菓子なのか飲み物なのかわからないような、リアルにスイーツ感覚で気軽に楽しめる味なのだ。
・ダイエットに最適かも
個人的な話だが、筆者がソフトクリーム紅茶とバタービスケット紅茶に対して一番嬉しく感じているのが、カロリーの低さである。
どちらとも1杯あたり7キロカロリー。ギエェッ、低カロリーが過ぎる! 飲むも飲まないも誤差みたいなもんじゃん!!
ダイエット中だけど甘いものが欲しい方や、作業中に甘い飲み物が欲しいけど糖分が気になる方には、これ以上ないほどピッタリである。
……と、飲み進めるうちふとひらめいた。「コレって牛乳を入れてミルクティーにしてもイイかも?」
試してみると 予想通り相性抜群。バターの香りが少し残り、強い甘みがよい方向へ作用する。勝手ながら「メルティバターミルクティー」と名付けさせてもらおう。
「それならば」と 豆乳を入れてみると、こちらも悪くない。
若干の豆臭さは残ったものの、おやつ感覚でたんぱく質を摂取できる優秀な飲み物といえるはずだ。
なお、2022年頃から紅茶界でブームとなっている「はちみつ紅茶」に関しても、情熱価格は当然のように販売している。
価格は20個入りで税抜599円&1杯あたり5.9キロカロリーと安くて低カロリー。
こちらはスリランカ産高級ディンブラ茶葉とポーランド産はちみつパウダーが使用されており、今回ご紹介した2点とは違って 味でもはちみつを感じられる逸品だ。
目下ダイエット中の筆者、しばらくはこのドンキノンシュガーティー3兄弟をローテーションしながら甘味(かんみ)欲を抑えていく所存だ。
同じ戦いの中にいる同志の皆さまも、是非一度ご賞味あれ!
参考リンク:ソフトクリーム紅茶、バタービスケット紅茶、はちみつ紅茶
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.
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