Search

【きょうのイチオシ】飲む加賀れんこん 爽快 クリームソーダに変身 ... - 中日新聞

加賀れんこんの規格外品を使い開発された「加賀れんこんクリームソーダ」

加賀れんこんの規格外品を使い開発された「加賀れんこんクリームソーダ」

規格外品を活用
あす発売 JA金沢市・小松大生タッグ

 加賀野菜の一つ「加賀れんこん」の規格外品を使い、JA金沢市と大学生が新メニューを共同開発した。同JAはこれまでレンコンのチップスとドーナツを開発したが、初のドリンクメニューで、その名も「加賀れんこんクリームソーダ」。レンコンの粒によるシャキシャキ感と同時にモッチリした食感が特徴。20日からJA金沢市加賀れんこん部会のキッチンカーで販売する。 (西川優)

 考案したのは、公立小松大(小松市)四年の松井瑠菜さん(21)。若い人のアイデアを商品開発に生かそうと、JA金沢市が年明けに開いた生産者と学生の懇談会に参加したのがきっかけ。タイでレンコンをデザートとして使っていることに着想を得て、六月から同部会と共同で試作を重ねてきた。

 加賀れんこんは、でんぷん質が多く、粘りけが強いのが特徴。細かく刻んだレンコンに片栗粉をまぶしてゆでると、シャキシャキとモッチリが同時に楽しめるという。特に、モッチリ感を出すために、ゆで時間とカットした大きさにこだわり、まるでタピオカのような食感に仕上げた。価格は税込み三百五十円。味はメロン、イチゴ、マンゴーの三種類から選べる。

 奇想天外なアイデアに生産者は驚きを隠せない。同部会の北博之部会長(50)は「何これっていうのが正直なところ。なかなかドリンクという発想は出ない」と話し、「品数を増やさないとお客さんに満足してもらえない。今後もどんどん商品を増やしたい」と意気込んだ。

 JA金沢市によると、加賀れんこんは、年間の生産量約六百トンのうち、約一割が出荷基準に満たず規格外となっている。松井さんは「野菜嫌いのお子さんもデザートとして飲める。爽快感も味わって。小さい頃から加賀れんこんに親しんでもらい、大人になっても食べてほしい」とPRした。

 キッチンカーは、規格外品を加工しイベントなどに出店することで、消費者交流や産地PRができると、昨年十一月に導入。新メニューは二十日、小松市の木場潟公園東園地で開かれるイベントで発売される。

LINE友だち登録

<ユースクが調べます!> 北陸中日新聞「Your Scoop(ユースク)~みんなの取材班」は、無料通信アプリLINE(ライン)でつながった皆さんからの暮らしの疑問や困りごとを記者がとことん掘り下げ、疑問の解消や社会・地域課題の解決を目指します。事件事故などの情報や写真・映像の提供、不正の告発も受け付けています。秘密は厳守します。LINEで友だち登録し、ご投稿ください。

LINE友だち登録

<ユースクが調べます!> 北陸中日新聞「Your Scoop(ユースク)~みんなの取材班」は、無料通信アプリLINE(ライン)でつながった皆さんからの暮らしの疑問や困りごとを記者がとことん掘り下げ、疑問の解消や社会・地域課題の解決を目指します。事件事故などの情報や写真・映像の提供、不正の告発も受け付けています。秘密は厳守します。LINEで友だち登録し、ご投稿ください。

関連キーワード

おすすめ情報

Adblock test (Why?)



from "飲む" - Google ニュース https://ift.tt/Ac2oEQG
via IFTTT

Bagikan Berita Ini

Related Posts :

0 Response to "【きょうのイチオシ】飲む加賀れんこん 爽快 クリームソーダに変身 ... - 中日新聞"

Post a Comment

Powered by Blogger.