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UCCが食べるコーヒー発売 構想20年、飲む以上の香り - サンスポ

UCC上島珈琲(神戸市)は26日、コーヒー焙煎豆を粉砕して固めた新商品を11月1日に数量限定で発売すると発表した。「飲む」ではなく「食べる」ことでより強いコーヒーの香りを楽しめる。構想から20年以上を要し香りを維持する独自の製法で開発した。

商品名は「YOINED(ヨインド)」で、エチオピア産のコーヒー豆を使用した。コーヒー豆の配合量が40%と15%の2種類を3枚ずつ計6枚入りのセット販売で、価格は2700円。百貨店内のUCC店舗やオンラインで購入できる。

時間の経過とともに弱まる香りを保つ方法を研究してきた。焙煎後に粉砕したコーヒー豆と、豆由来のコーヒーオイルを混ぜて香りを閉じ込める特許を取得した。

チョコレートのような食感と見た目でウイスキーなどに合う。商品1枚のカフェイン量は、飲用1杯よりも少ないという。開発担当者は「口の中に長時間とどまることでさらに香りが広がる。前例のない楽しみ方だ」と強調した。

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