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酔いどれ編集長のクラフトビール飲みある記(69)「狂ったセブン」で買ったビールをハンマーヘッドをバックに飲む - サンスポ

「狂ったセブン」ことセブンイレブン横浜ハンマーヘッド店のクラフトビール陳列棚その1

「狂ったセブンイレブン」の存在を知ったのは、連載(62)で書いたようにブリュードッグの新製品お披露目&先行試飲会だった。名刺を交換した人がクラフトビール好きで、いわゆるクラフトビールマニアの聖地のひとつとして、喜々として教えてくれた。場所は横浜ハンマーヘッド。とにかくクラフトビールの品ぞろえが半端ではなく、クラフトビールマニアをとりこにしているという。

一度行ってみたいと思っていただけに、クラフトビール好きのあさみちゃんに横浜ハンマーヘッドで開かれたジャパンブルワーズカップに誘われたおかげで立ち寄ることができた。

なぜ「狂ったセブン」と呼ばれるのか。それは店の中に入れば一目瞭然だった。地元のあさみちゃんに先導されながら店内の左手に進むとクラフトビールが所狭しと並んでいた。ざっと見ると輸入ビールばかりだが、これだけの数が並んでいると壮観以外のなにものでもない。

感嘆していると、「これだけじゃないんです」とあさみちゃん。

「狂ったセブン」ことセブンイレブン横浜ハンマーヘッド店のクラフトビール陳列棚その2

レジを左手に進み(一旦、入り口方面に引き返す形)、突き当たりを左に折れると、またもや大量のクラフトビールが陳列されていた。こちらは国産がメインのようだ。ウエストコーストブルーイング(WCB)の品ぞろえも半端ではない。Yマーケットもあれば、バテレもある。東京・目白にTという全国屈指の名酒屋がある。そこはウイスキーを中心とした洋酒がメインだが、ビールのラインアップも豊富(特に輸入モノ)。「狂ったセブン」のクラフトビールの品ぞろえはTのそれに匹敵するどころか凌駕(りょうが)しているかもしれない。それだけ圧倒された。

なぜ、セブンイレブン横浜ハンマーヘッド店が、かくも「狂ったセブン」と呼ばれるほど大量のクラフトビールを置くようになったのはどうしてか。ネットで調べると、売れ行きが芳しくなかったチルド商品の代わりにクラフトビールを置いたのが最初だったという。さらに、新型コロナの流行によって客足が激減したとき、店長自身が楽しめる売り場を作ろうとし、冷蔵室の棚をいろどり鮮やかなパッケージが多いクラフトビールで埋めることになったらしい。

国内外さまざまなクラフトビールを大量に取りそろえた横浜ハンマーヘッド店の評判はクラフトビールマニアによって口コミ(SNS)で広がり、誰が言い始めたのか知らないが、いつの間にか「狂ったセブン」と呼ばれるようになったようだ。

ビアフライトとはいえ、ジャパンブルワーズカップの会場で18種も飲んだばかりなので、ここで買うのは厳選1本としよう。もちろん、それも3人でシェアする。そのためにプラコップも残してある。

ちなみに「狂ったセブン」を教えてくれたクラフトビールマニアは、セブンでビールと一緒にアイスコーヒーを購入して、そのプラコップにビールを注いでハンマーヘッドを見ながら外で飲むという。なるほどとは思うが、アイスコーヒーでおなかがたっぷんたぷんになるような気がする。ちなみにハンマーヘッドとは、横浜ハンマーヘッドの建物のすぐ近くにある、金づちに似た形状から「ハンマーヘッド」と呼ばれる大型クレーンのことだ。

「狂ったセブン」ことセブンイレブン横浜ハンマーヘッド店のクラフトビール陳列棚その3

結局、僕がチョイスすることになった。悩む。目に留まったのはバテレ(東京・奥多摩)の缶。白が基調のパッケージはいつもと同じだが、切手サイズの写真がプリントされていない。そのかわりに、フリーハンドで書いたような赤色の「8」の字が印刷されている。よく見ると、8周年記念で造られたビールだと書いてある。カテゴリーはレッドIPA。商品名は「8th Anniversary/Red IPA(8周年記念レッドIPA)」。これに決めた。

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