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飲む豆乳ヨーグルト、若手イラストレーターの外装で新たな県特産品に:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

吉田博紀

 関西の大学生がアイデアを出し、鳥取県内の若手イラストレーターがパッケージをデザインした「飲む豆乳ヨーグルト」ができた。若い発想で生まれた新しい県の特産品にしようと、今月から販売されている。

 発売したのは、鳥取県智頭町の豆腐メーカー、楽粹(らくすい)。昨年10月、甲南大学マネジメント創造学部(兵庫県西宮市)の学生9人が町の活性化策を授業でまとめたとき、1990年に鳥取市で生まれたイラストレーター、伊吹春香さんの起用を提案。同社が、昨年9月に発売した飲む豆乳ヨーグルトの改良に合わせ、伊吹さんの作品をパッケージに採用した。

 イラストは、若い女性に食後のデザートとして楽しんでほしいという狙いを込めて、家でリラックスしている女の子を伊吹さんが描いた。「色みを優しくして、部屋に置かれても違和感ない外観を心がけた」(伊吹さん)という。

 伊吹さんを推薦した同学部3年の東鈴果さんは「伊吹さんの絵はタッチが優しくて、かわいい。若者の目を引くと思う」と期待する。

 希望小売価格は150グラム入り1本228円(税抜き)。同社のホームページで買えるほか、関西や関東のスーパーなどでも順次、取り扱われる予定。(吉田博紀)

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