神宮司実玲 市野塊
人工妊娠中絶のための飲み薬が承認される方向になった。厚生労働省の専門家分科会が21日、医学的な有効性や安全性を検証した部会とパブリックコメントの意見を踏まえ、承認を了承した。今後、厚労相が正式に承認する。国内では現在、妊娠初期の中絶方法は手術に限られているが、選択肢が増えることになる。
製品名は「メフィーゴパック」。妊娠を続けるために必要な黄体ホルモンのはたらきを抑える薬「ミフェプリストン」と、子宮を収縮させるはたらきがある薬「ミソプロストール」を組み合わせて使う。対象は妊娠9週までの妊婦。
飲む中絶薬は、1988年に世界で初めて承認され、現在は80以上の国・地域で使われている。
本来、3月の分科会で審議される予定だったが、この薬の保管や使い方などに関するパブコメが約1万2千件届き、厚労省側の集計作業が間に合わず、審議を延期していた。(神宮司実玲、市野塊)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
from "飲む" - Google ニュース https://ift.tt/Ru1GMpS
via IFTTT
Bagikan Berita Ini
0 Response to "「飲む中絶薬」承認へ、パブコメ殺到で延期経て 対象は妊娠9週まで:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル"
Post a Comment