前回、飲んだ水と尿の量をチェックすることの重要性、多飲多尿について説明しました。その2回目の今回は、特にシニア猫ちゃんの尿の濃さや臭い、飲んだ水の量についてです。
一般に飲んだ水の量が増えると、尿の量や回数が増えて、体内の水分量が一定に保たれます。今回は、飲んだ水が増えても、排尿のタイミングが変わらないケースです。それで、いつもより色が濃かったり、臭いが強かったりすると、飼い主さんは「ウチの子、大丈夫かな?」と心配すると思います。
そんな症状で考えられるのは、タンパク質の代謝の悪化です。タンパク質が代謝、分解される過程では、毒素のアンモニアや老廃物の尿素が生まれますが、健康なら無害化されて尿として排泄されます。
ところが、一連の流れで重要な働きを担う肝臓や腎臓に異常があると、アンモニアや尿素が体内に残りやすく、猫は体内の有害物質を少しでも薄めようと水をたくさん飲むようになるものの、排尿作業も目いっぱいで飲水量の割にタイミングが変わらない、色が濃い、臭いがきつい、といった症状も重なりやすくなるのです。
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