市野塊
人工妊娠中絶のための飲み薬について、厚生労働省は24日に予定していた審議を見送ると発表した。募集したパブリックコメントが約1万2千件集まり、「分析や対応の整理に予想以上に時間を要している」と説明している。当日に審議内容を取り下げるのは異例。次の審議予定は明らかにしていない。
審議予定だったのは中絶薬の「メフィーゴパック」。妊娠を続けるために必要な黄体ホルモンのはたらきを抑える薬「ミフェプリストン」と、子宮を収縮させるはたらきがある薬「ミソプロストール」を組み合わせて使う。対象は妊娠9週までの妊婦。
この薬をめぐっては、1月に別の専門家部会で審議し、「承認して差し支えない」との結論を得た。ただ、厚労省は「社会的な関心が極めて高い」として、薬の管理方法などについてパブリックコメントをとり、分科会で最終的な結論を出すことにした。その後、3月17日に審議を24日にすると発表していた。(市野塊)
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