一般的に、一日に水を2.5リットル摂取するのが望ましいとされている。
これは食べ物の水分も含んだ量なので、実際にあとどのくらい水を飲めばよいのか、いまいちピンとこない。
厚生労働省によれば、「水分の摂取量は多くの方では不足気味であり、平均的には、コップの水をあと2杯飲めば、一日に必要な水の量を概ね確保できます」とのこと。
「あと2杯の水」を飲むために
撮影:森亮太
仕事中の水分補給のために、「ウエノスケシタノスケ」というコップを買ってみた。サイズはSとLがあり、カラーはアンバー、オリーブ、スモークの3色。
今回はLサイズのアンバーを選んでみた。
撮影:森亮太
このコップは名前の通り、上のコップと下のコップを重ね合わせると、カプセルのようになり、ホコリや飛沫から水を守ってくれる。
持ってみてまず、ガラスのように美しいのにとても軽いことに驚いた。
というのも、プラスチック樹脂の一種で「Tritan™(トライタン)」という素材で出来ているからだ。
この樹脂は医療機器の部品に使われるほど、体に優しい素材だ。身近なところでは哺乳瓶や、ファミレスのグラスなどにも使われている。
電子レンジでは使えないが、ある程度の耐熱性があるので食洗器や煮沸消毒には対応している。
実際に飲んでみる
撮影:森亮太
触覚的にも、樹脂製品特有の継ぎ目がなく、コップのフチが薄いので口当たりがとても良い。
ガラスやステンレスのコップに比べて非常に軽量なので、飲んだ後は静かにデスクに置くことができ、聴覚的にも優しい。
おかげで水を飲むときの些細なストレスがなく、水分補給が作業の妨げにならない。
視覚的にも落ち着いた色合いと透明感の高さで、仕事中にデスクの上に置いていても違和感がないのが嬉しい。
すぐ手に取れる場所に水を置いておけるので自然と水分補給することができて、集中力を保って仕事ができた。
シンプルだけど、使い道はたくさん
撮影:森亮太
例えば寝る前にこのコップに水を入れておけば、ウエノスケがしっかりガードしてくれる。
寝ている間にホコリが入ってしまう心配もなく目覚めの一杯が飲める。
また樹脂製で持ち運びにも適しているので、お花見やピクニックに持っていけば、紙コップを使わなくて済む。
撮影:森亮太
お酒を飲むときに一方にはお酒を、もう一方に水を入れておけば、お酒とほぼ同量の水を手元に置いておけるので、飲み過ぎ防止にもなる。
使っていくうちに新しい使い方を思いつくので、愛着が湧いて長く使えそうだ。
密閉はされないが…
撮影:森亮太
注意したいのが、二つを重ね合わせても密閉はされないこと。
水を入れた状態での持ち運びには向かない。
実験してみたところ、重ね合わせた状態であれば、万が一水を入れた状態で倒してしまっても、こぼれるのは最小限に抑えられる。
美しさの秘密は「職人の手作業」
本製品デザイナー青木亮介さんのyoutubeよりキャプチャ
https://www.youtube.com/watch?v=2c_vVgUQO3A&t=65s
製品の公式ページではこの製品の生産工程や関わった人々の顔、誕生秘話などを見ることができる。
樹脂製品は、樹脂を型に流し込んだ際に継ぎ目や跡が出来てしまうが、このコップには全くそれがない。なぜなら継ぎ目や跡は、一つ一つを職人さんが手作業で研磨しているからだ。
こうした丁寧な手作業によって、安価な樹脂製だが「ウエノスケシタノスケ」はガラス製品のような美しさを持った、軽量で頑丈な製品に仕上がっている。
重ね合わせるときにもぴったりと収まり気持ちが良く、工作精度の高さを実感できる。
大量生産大量消費というイメージが付きがちな樹脂製品だが、短い動画では職人の技術や、労働環境を垣間見ることができ、安心して使うことができるし、責任をもって長く使おうという気持ちにもなる。
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