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1日2~3杯の紅茶を飲むと早期死亡リスクが低減する可能性のあることが、新たな研究で示された。英国の大規模バイオバンク研究であるUKバイオバンクへの参加者50万人弱の男女を対象とした研究で、紅茶を飲まない人に比べて1日2杯以上飲む人では全死亡リスクが9~13%低いことが明らかにされた。米国立がん研究所(NCI)がん疫学・遺伝学部門のMaki Inoue-Choi氏らが実施したこの研究の詳細は、「Annals of Internal Medicine」に8月30日掲載された。
この研究では、UKバイオバンクの参加者である40~69歳の英国人49万8,043人を対象に、紅茶の摂取と全死亡および原因特異的な死亡(がん、全心血管疾患、虚血性心疾患、脳卒中、呼吸器疾患)との関連が検討された。これらの対象者は、2006~2010年の試験登録時にベースライン調査を完了しており、89%が紅茶を飲んでいると回答していた。追跡期間は中央値で11.2年だった。
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