Search

勝みなみが独走Vに王手 アイスカフェオレを飲み干し「これを飲むために頑張りました」/国内女子 - サンスポ

ティー待ちの間体を冷やしながら話す勝みなみ(右)と稲見萌寧=東急グランドオークGC(撮影・中島信生)

楽天スーパーレディース第3日(30日、兵庫・東急グランドオークGC=6616ヤード、パー72)単独首位から出た勝みなみ(24)=明治安田生命=が8バーディー、3日連続でボギーなしの64で回って通算21アンダーとし、今季初優勝となる通算7勝目に王手をかけた。54ホールの195ストロークは日本選手のツアー最少タイ記録。稲見萌寧(23)=Rakuten=が9打差の2位。さらに1打差の3位に小祝さくら(24)=ニトリ、岩井千怜(20)=Honda=ら5人が続いた。

異次元の世界に勝が突入した。3日間で21個のバーディーを積み重ね、ボギーはなし。最高気温34・1度の酷暑もまったく関係なかった。2位とは9打差。意気揚々と登場した記者会見では、おいしそうにアイスカフェオレを飲み干した。

「これを飲むために頑張りました。100点ですね。粘りと攻めのゴルフができました」

単独首位から出て、3メートルを沈めた7番(パー5)からの3連続など8バーディーを奪った。飛んで曲がらないドライバーショットを武器に、2番(パー4)は残り104ヤードの2打目を50度のウエッジでピン横40センチ、5番(パー4)は残り101ヤードを54度のウエッジで50センチにピタリとつけた。

原点回帰が絶好調をもたらした。極端なオープンスタンスとインサイドアウトのスイング。6月に、ゴルフをやり始めた頃のスタイルに戻した。

それまで、目標に対して真っすぐに構えるスクエアスタンスにしていた理由は「ただ単に見た目がカッコいいから」。プロになって結果も残してきたが、「手先で『よいしょ』と調整したりしていた。いろいろ試してきて、それなら『最初から左を向いてもいいんじゃね』と思ったんです」という。

これがはまった。7月1日に24歳の誕生日を迎えて以降は14ラウンドで平均ストロークは67・93。今大会は3日間で195ストロークと「記録には興味がないけど、すごいですね」と、54ホールの日本選手の最少ストロークに並んだ。

ツアー史上初の4日間大会ボギーなし、68で回れば達成となる72ホールの最少ストロークの更新と、歴史に残る大仕事が待っている最終日。「きょうでボギーなしの確率は50%以上に上がったかな。でも、守らずに攻めていきます」。8月1日には「AIG全英女子オープン」に向けて英国に出発。偉業の独走Vへ。誰にも影は踏ませない。(臼杵孝志)

この記事をシェアする

Adblock test (Why?)



from "飲む" - Google ニュース https://ift.tt/Pnx9h1z
via IFTTT

Bagikan Berita Ini

0 Response to "勝みなみが独走Vに王手 アイスカフェオレを飲み干し「これを飲むために頑張りました」/国内女子 - サンスポ"

Post a Comment

Powered by Blogger.