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禁酒できない・したくない人のための「マインドフルドリンキング」。お酒と健康的な付き合いを目指して - VOGUE JAPAN

マインドフルドリンキングの出発点として、お酒を飲むときを4つの場面に制限すべきだとブラウンは言う。「お酒を飲む“適正な”タイミングがいくつかあります。1つ目はお祝いのとき。2つ目は、友人との絆を深めるとき。3つ目は、神聖なとき。例えば、宗教的な行事でお酒を飲む機会などが当てはまります。最後に、嗜むとき。特別なスコッチやワインに出会い、そのお酒を心の底から楽しむときです。これらのシーンで飲むときは、適正だと言えるでしょう。ノンアルコールや低アルコールの飲み物に置き換えてもいいですよ」

クリスマスが終わり、私はマインドフルドリンキングを意識した目標として、人生初の「ドライ・ジャニアリー(断酒の1月として、1カ月間アルコールを飲まずに過ごすこと)」を実践した。3週間ほど経つとよく眠れるようになり、運動にも積極的になり、頭もクリアになった。そして重要なのは、より幸せを感じているということ。結局のところ、私にとってアルコールは抗うつ剤のようなものであり、認めたくないほどの影響を及ぼしていたのだ。

とはいえ、私はお酒を完全に断つ気はない。旅行の際にその土地の食文化を楽しみたいときや、結婚式などのお祝いの席では、今後もお酒を楽しみたいと思っている。そこで私は、平日に飲むことは止めて、週末は合計4杯以下という新しいルールを自分に課した。誘惑に負けそうになったときは、この4つのシチュエーションを心に留めておこうと思う。

これからマインドフルドリンキングを始めようとしている人たちのために、ブラウンは以下の4つのヒントを教えてくれた。

1. ノンアルコール飲料を活用する

「お酒をやめたら、一体何を飲めばいいの?」と不安になる人もいるかもしれないが、幸いにも低アルコールやノンアルコール飲料の選択肢は広がりつつある。専用のメニューを提供するレストランやバーも増えており、新たな楽しみ方を見つける人も増えている。

2. お酒の席を避ける

会社の飲み会、バーやレストランでのデートなど、飲まなくてはいけないとプレッシャーを感じる場をできるだけ避けよう。会社の人とはランチをしたり、友人とは散歩や映画を観に行ってもいいかもしれない。

3. お酒の飲み方を変える

アルコールの量を減らすために、前述したように低アルコールあるいはノンアルコール飲料を活用してもいい。また、飲むスピードを遅めたり、少しお酒を飲んだ後に低アルコールかノンアルコールのドリンクに変えるなど、ある一定のパターンをつくるのも節酒に役立つだろう。

4. 周囲のサポートを得る

自分と似たような目標を持つ友人に声をかけ、一緒に協力し合うことも助けになる。「バーや結婚式など、お酒を飲むシーンでお互いの様子を確認し合いましょう」とブラウンは言う。気にかけてくれる誰かがいるというのは、心の支えになるはずだ。

Text: Elise Taylor Translation: Moe Ideishi Adaptation: Motoko Fujita
From VOGUE.COM

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