国指定重要文化財の牛舎で搾った高品質牛乳でつくった国内で唯一のヨーグルトが登場する。小岩井農場(岩手県)を運営する小岩井農牧(本社・東京、辰巳俊之社長)が26日から「小岩井農場育ち のむヨーグルト・濃厚仕立て」だ。
小岩井農場は奥羽山脈で最高峰の岩手山(2038メートル)の麓、岩手県雫石町から滝沢市にまたがる約3000ヘクタール(東京ドーム640個分)の広大な敷地面積を有し、乳用牛だけで800頭が飼育されている。
観光用に開放されているまきば園では園内限定の搾りたての牛乳、濃厚なソフトクリーム、ヨーグルトが人気だ。800頭からえりすぐった最も優れた60頭から搾った高品質の牛乳を使用しているからだ。
その60頭を搾乳する牛舎がまきば園に隣接する上丸牛舎の1号牛舎。小岩井農場には明治末期から昭和初期に整備された歴史的な農業施設21棟が国の重要文化財に指定され、昭和9年建設の1号牛舎もその一つ。
1階が搾乳牛用の牛舎、2階が乾牧草の倉庫という当時最新の木造2階建ての構造で、場主だった岩崎久彌の「30年後でも恥ずかしくない牛舎を」の号令のもとで建設されたと伝えられている。ちなみに、国指定重要文化財の牛舎で今も現役なのは小岩井農場だけ。
だから、26日発売の「小岩井農場育ち のむヨーグルト」が国内で唯一のヨーグルトということになるわけだ。小岩井農牧がヨーグルトの新製品を発売するのは平成20年以来。「濃厚でクリーミー。それでいて甘すぎない」という自信作。 プラボトル128ミリリットル入りは168円(税別)で、東北、関東、関西の一部地域で販売される。プラボトル500ミリリットル入りは500円(税別)で全国で販売される。
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