ハロウィーンの10月31日、札幌の中心部には、多くの仮装姿の若者らが集まった。昨年、若者らによる迷惑行為があった狸小路は、警備員が警戒する中、若者らが楽しげに歩いた。今年は北側に移動し、大通公園に集う若者も目立ち、公園内は今までになく混雑した。なぜ若者たちは仮装姿で中心部に集まるのか。思いに迫りたくてハロウィーンの夜、札幌のマチを巡った。(報道センター 佐々木遼)
「昔からコスプレが好きで(ハロウィーン関連のイベントに)よく参加していた。でも最近はパレードがないからちょっと物足りないね」。31日午後6時ごろの狸小路で、カプコンの人気ゲーム「デビル メイ クライ」の主人公に扮(ふん)したミュージシャン「トッシーmayora13」さんに声をかけると、少し残念な思いを聞かせてくれた。手にした大剣は「全部100円均一の材料で『総工費』は1000円くらい」だという。
昨年には韓国・ソウルの繁華街、梨泰院(イテウォン)で159人が死亡した雑踏事故が発生した。狸小路商店街は、昨年の迷惑行為を踏まえ、交流サイト(SNS)のX(旧ツイッター)などで「ハロウィーンは狸小路に集まらず、家で楽しんで」と自粛を呼び掛けていた。
記者は午後5時ごろから狸小路周辺で取材を続けた。すすきの交差点のコンビニの前で談笑していた仮装姿の若者に「狸小路に行くんですか?」と声をかけてみた。
「実は通っている学校で、狸小路は警備が厳しいから、遊ぶのを控えるように言われたんです。歩きながらどこで遊ぶか考えます」(市内の専門学生)。
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