
福島第一原発の処理水の海洋放出を前にイギリスの科学者が「海洋放出に問題はない」という見方を示しました。
原発事故の健康影響を研究 ジェリー・トーマス氏:「処理水の海洋放出による健康への危険はありません。(放射性物質の)濃度レベルがとても低いので、何も検出することはできないでしょう」
23日、イギリスの科学者が地元メディアなどに対して、福島第一原発の処理水の海洋放出について専門家の立場から説明しました。
このなかで福島周辺の海で生態系の研究を行っているポーツマス大学のジム・スミス教授は、「理論的には海洋放出された水が塩辛くなければ飲むことができる」と話し、処理水に含まれる放射性物質トリチウムの濃度が薄いことから放出に問題はないという考えを示しました。
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