兵庫県加西市中野町の酒蔵「三宅酒造」が、飲酒運転根絶を呼びかける日本酒「飲んだら乗るな」の第2弾「乗るなら飲むな」を新たに醸造した。加西署の依頼を受けて昨年販売した「飲んだら乗るな」が評判を集め、蔵元の三宅文佳さん(29)は「飲酒運転は重大な社会問題。根絶に協力できてうれしい。お酒はおいしく楽しく飲んで」と話している。(敏蔭潤子)
加西署が飲酒運転事故防止を目的に、昨年同酒蔵に依頼し、日本酒「飲んだら乗るな」を製造、販売した。購入者から「交通安全を願って息子に贈った」などの声が寄せられ、飲食店主からも「お客さんに直接注意しにくいので、目につく場所に『飲んだら乗るな』の酒を置くようにした」と好評。今年は新たに「乗るなら飲むな」を加え、2種類を醸造した。
ラベルの文字は、地元北条高校2年の吉本聖那さん(17)の毛筆。吉本さんは5歳から書道を習い、同校文化祭では観客の前で書のライブパフォーマンスを行った。学校を通じて加西署から依頼を受け、「言葉が伝わるように強いイメージで書いた」という。
辛口で飲み応えがある純米酒「飲んだら乗るな」(720ミリリットル、2200円)に対し、「乗るなら飲むな」(720ミリリットル、3300円)は甘口でフルーティーな純米大吟醸。いずれも加西産の酒米山田錦を使用している。加西市のふるさと納税では、2本セットで寄付額1万8千円以上の返礼品に採用された。
三宅酒造の店頭とオンラインショップで年末まで販売している。同酒蔵TEL0790・49・0003
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