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農業と美容 結ぶアロエ 三国の女性 栽培挑戦 飲むゼリーを開発、販売 - 中日新聞

アロエの栽培と商品化に挑戦している近藤さん=坂井市三国町池上の近ちゃんふぁーむで

アロエの栽培と商品化に挑戦している近藤さん=坂井市三国町池上の近ちゃんふぁーむで

 坂井市のナシ農家の女性が、アロエの栽培に挑戦している。アロエの葉に詰まっているゼリー状の葉肉は食べることができ、美容と健康にいい食材とされている。生のアロエや加工品の商品化を進めており、「昔はアロエをやけど痕に塗るなどしていた人も多いと思うが、食べられることはあまり知られていないと思う。アロエを身近に感じてもらえたら」と意気込む。 (畑明日香)

 女性は近藤美香さん(32)。同市三国町池上でナシ園「近(こん)ちゃんふぁーむ」と美容鍼灸(しんきゅう)サロン「ビナシス」を営む。二つの仕事を掛け持ちする中で、農業と美容をコラボさせることはできないかと考え、アロエの栽培に着手した。

 島根県のアロエ農家から株を仕入れ、昨年七月から事務所敷地内で栽培をスタート。七十平方メートルのハウスで大小百株を育てている。

 近藤さんが育てるのは食用品種のアロエベラ。葉肉は半透明のゼリー状で、ほとんど無味無臭。ぬめりがあり、弾力のある食感を楽しめる。栄養豊富で肌によく、腸内環境を整える効果もあるなど、美容と健康の両面で優れた食材という。

 今年七月に初収穫し、葉肉を使った飲むゼリーを開発した。味はナシ、赤シソ、梅の三種類で、コラーゲン入り。道の駅「恐竜渓谷かつやま」(勝山市)や総菜店「totobase」(福井市)などで購入できる。

 九月中をめどに近ちゃんふぁーむのホームページで、飲むゼリーと生の葉肉の販売を開始する予定。今後は飲むゼリーの他の味やこれ以外の商品も開発したい考えで、飲食店とのコラボも検討しているという。

 近藤さんは「食べて内側からきれいになれて、美容と健康の両方をサポートしてくれることを知ってほしい。県内だけでなく、県外向けのお土産としての販売もしていきたい」と目を輝かせた。

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