依存しやすい「カフェイン」との上手な付き合い方をご紹介します(写真:プラナ/PIXTA)
Twitterフォロワー6.6万人の精神科医バク先生。発達障害(ADHD)やうつ病当事者の医師としても注目されているバク先生が、今最も伝えたいのが「依存心とのよりよい付き合い方」。最新刊『依存メンタルを力に変えるレッスン』より、依存しやすい物質との上手な付き合い方をレクチャーします。
カフェインをとると頭が冴える理由
コーヒーや紅茶、エナジードリンクなどに含まれる「カフェイン」。日頃カフェインをまったくとらないという人は、相当気をつかって飲み物や食べ物を厳選している人です。そう断言できるほど、カフェインはさまざまなものの中に入っています。
「仕事を頑張りたい日にはエナジードリンクを飲む!」という人も多いでしょう。その理由は、飲むと頭がシャキッとするからです。しかしカフェインは、飲み方を間違えると危険な依存につながることがあります。
そもそも、なぜカフェインをとると頭がシャキッとするのでしょうか? 一般的なイメージとして、“カフェインそのものに目を覚ます作用がある”と思われるかもしれません。しかし、実はカフェインには、脳内の「アデノシン」という物質をブロックする(脳に認識できなくさせる)働きしかありません。
このアデノシンという物質は、「脳が活動したあとに出るカス」のようなものだと思ってください。アデノシンは、覚醒作用のある「ドーパミン」という神経伝達物質の効果を落とすことで、眠気を引き起こし、睡眠をとることで脳から除去されます。脳にたくさんカスがたまってくると、人は眠ることで脳の掃除をするのです。
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